2011年
5月
22日
日
最近、やっと少し本を読むようになったんですが、荒俣宏さんの「アラマタ大事典」は面白いです。
荒俣さんは、本好きで知られてます。
どのくらいかというと自著の「帝都物語」で得た印税1億5千万円をほぼ全て本に費やす程ですから相当なものです。
そんな博学な荒俣さんの「アラマタ大事典」
普通の事典とはちょっと違っていて、扱う物・事柄が面白いんです。
例えばオジサン、消える魔球、乗り物酔い……等
もちろん、普通の事典に載っているような物・事柄もたくさんあります。
例えば「スペースシャトル」の項。
でも、やっぱり内容は普通とちょっと違っています。
スペースシャトルの出来上がるまでの話だとか、構造の凄さだとかそういう話になるのかと思いきや「スペースシャトルでのトイレはどうするのか」ということについてだけ書かれています笑
荒俣視点で解説されるこれらの物・事柄は、博学さを押し付けるのではなく、笑いの要素をふんだんに取り入れたりしながら、読者の好奇心をそそるように書かれています。
すごくライトな文章ですので、大人から子供まで楽しめる本だと思います。
最初が「アラマタ・ヒロシ」で始まるこのストイックさがたまりません笑
まま、興味があれば是非。