※絵は私が描いたもので、本文と関係ありません。
石橋美術館にて現在開催中の「伝説の洋画家たち 二科100年展」に行ってきました。
個人的に気になったのは以下作品。
湯浅一郎の「椅子によれる女」
岸田劉生の「男の首(柏木氏の像)」
木下孝則「後向きの裸女の習作」
熊谷守一「有島生馬像」
斎藤豊作「雨後の夕」、「雪後の夕」
伊東静尾「土と共々」
堀内正和「線a」
古賀春江「第十四回二科展ポスター」
坂本繁二郎「帽子を持てる女」、「放牧三馬」
地元をひいきするわけではありませんが、坂本繁二郎の作品には全く隙がなく、近づくことが憚れるような存在感があります。
石橋美術館といえば、同館所蔵の美術品葯960点が、来年の秋に東京のブリヂストン美術館に移される、ということで市民からは悲しい声があちこちで聞かれます。
一体、どの作品が移され、どの作品が残るのでしょうか。
個人的には、坂本繁二郎作品だけでも残してほしいものです。
特に「放牧三馬」は、石橋美術館にこそあるべき作品だと思うのです。石橋正二郎も、きっと望まないだろうと思うのです。
さて。
「伝説の洋画家たち 二科100年展」は12月27日まで開催。
気合の入った展示で、濃厚な作品が集まっています。興味のある方はぜひっ!
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