「たまごごはん」の話だ。
メディアなどでは「たまごかけごはん」と言っているようだが、私は「たまごごはん」と言っている。
「納豆ごはん」は「納豆”かけ”ごはん」とは言わないように思う。
まぁどうでもいいが「TKG」などと言っている連中とは一緒にしないでもらいたい。私は真摯に向き合っているのだ笑
今日も「たまごごはん」を食べた。
「たまご」・「ごはん」・「しょうゆ」という3つを混ぜ合わせてできるハーモニーといったら、いまだにセンセーショナルだ!!
初めて作った人は、日本料理界のピュタゴラスと言ってもいいだろう。
3つというのが良い。
2つは、混ぜ合わせた時の想像がつきやすいが、3つになると、そこに妙が生まれる。
4つ以上になってくると、妙の世界と言うより、複雑の世界になってくる。
足せば足すほどに、繊細さが失われる。
絵になるのもだいたい3つな気がする。
3つと言っても、文字通り3つの他に、1つであっても3つの視点をいれたり、また、3つの集まりということもできる。広い意味の3つだ。
さて、たまごごはんを美味しく食べるには極意がある。
それは「あまり混ぜないこと」
たまご・ごはん・しょうゆを器に入れたら、ザックリと数回混ぜ、見た目に「所々混ざっていて、所々混ざっていない」状態にする。
その状態で食べると、口の中で、たまごの味、しょうゆの味、ご飯の味、それぞれ濃淡の味が愉しめる。
咀嚼するごとに味が変化し、混ざり合い、やがて口の中でたまごごはんは完成するわけである。
これが本当のたまごごはんの愉しみ方だ。そして一体何なんだ、この記事は!
是非、一度お試しください笑
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