喫茶店「ばんぢろ」と珈琲の話(詳しくは「続きを読む」をクリック)

最近お世話になっている久留米の老舗喫茶店「ばんぢろ」。

 

ここには、たくさんの面白い人が来ていて、私もマスターに紹介してもらい、楽しい時間を過ごさせてもらっています。

 

 

「ばんぢろ」は元々は福岡・博多ではじまったお店(現在お店はありません)で、久留米の「ばんぢろ」はいわゆる暖簾分け。

 

久留米店の現マスターは、2代目で一人でお店を切り盛りしています。

 

 

私も珈琲が好きで、マスターにアレコレ質問したりしているうちに、ばんぢろの珈琲哲学が気になり、本店初代の故・井野耕八郎さんの書かれたという本を探していました。

 

井野耕八郎さんは、昭和天皇にコーヒーを献上された方でもあり、その際「特別な豆を使っては?」との奥さんの問いに「いつもの豆が一番、その上はない」と言ったというエピソードなんかもあって、職人好きの私としては是非とも読んでみたいと思ったわけです。

 

 

その独自の珈琲哲学は「耕八路」というペンネームで「珈琲と私」、「究極のコーヒー」という二冊の本に書かれてあります。

 

 

ネットで検索したところ「珈琲と私」は中古で3千円ほどでありましたが「究極の珈琲」は見つかりませんでした。

 

「3千円は高いなぁ」と思いながら、あれこれ調べていると「珈琲(日本の名随筆)」という著名人四十名による随筆本に、耕八路さんも参加していることを知り、これはamazonマーケットプレイスにあったので早速注文。

 

読んでみるとこれが面白い。

 

寺田寅彦をはじめ錚々たる顔ぶれ四十名の中、唯一、喫茶店店主として耕八路さんが参加されて

いるのですが、その内容が面白く、そのためにますます「珈琲と私」、「究極のコーヒー」の二冊に興味が湧きました。

 

 

「(久留米店の)マスターはこの本のこと知ってるかな?」と思い、今日それを持って伺うと、知らないとのことだったので「ばんぢろにあるべきだろう」と私は読み終えたらそれを譲ることを約束しました。

 

 

私が「耕八路さんの書かれた2冊の本も読んでみたいんですが見つからないんですよね」と言うと、

「「珈琲と私」ならあるよ。中園君になら、、」と新品同様のものを頂いた。

 

 

 

というわけで、画像の二冊の本が今、手元にある。

 

嬉しいではないか。

 

 「究極のコーヒー」は読めなくとも、ここで件の”究極のコーヒー”が飲めるのだ笑

 

 

 

ちなみに、私のオススメは「冷コーヒー」

 

後で知ったことだが、井野耕八郎さんは、日本で初めてアイスコーヒーを作ったんだとか。

 

絶品なのです。

 

久留米に来る機会があれば是非、足を運んでいただければと思います。

 

それでは今日はこのへんで!

 

 

 

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