以前の記事にて万年筆のデザインについて書きましたが、私が好きなデザインと言えばヴィンテージよりのものばかりでした。
しかしヴィンテージと言えども、いざ手にすると「もうちょっと太かったらなぁ」だとか「もうちょっと長かったらなぁ」と思うところもありました。
「もうこうなったら自分でデザインしてやろうじゃないか!」
ネットで調べたところ、長野にある「万年筆の山田」さんが、デザインからオーダーを受け付けているようだった。
なにはともあれ、早速電話をすると、
「オーダーメイド? やってますよ。素材はエボナイトなんですがね・・・」
(エボナイト:生ゴムを長時間加硫して硬化させたもの)
私はエボナイト製の万年筆を持っているので、エボナイトの感触が非常に良いのを知っていた。
「むしろ、エボナイトでお願いしたいと思っていたんです」
「それじゃ、デザインを送って下さい」
ということで、考えたデザインがコチラ。。。
(詳細は恥ずかしいので、消しています。あしからず。。)
意識したところとしては、あまり装飾をせずシンプルに! ってことでこんな具合です笑
デザインを郵送後、待つこと約2週間。
途中経過の物が届きました。それがコチラ、、
(消しゴムは気にしないで下さい汗)
「あのデザインのままだと、軸が短いから書きにくいと思うよ。それと、コンバーターが入らないかもしれない。とりあえずちょっと長くして送るから、気に入らなかったらまた短くしますんで、、、」
ということで、届いたものです。
いざ実物と対面すると、これはこれでとても良い感じです。
ペン先は、パイロットとセーラーのものから選ぶことが出来ます。
私はよく分からないのでとりあえず「極細の線から太い線まで書けるものでお願いします」と無茶を言うと、苦笑されました。
「ナミキファルコンのペン先はどうでしょうか?」
「アレはちょっと付けられるか分からないね。パイロットの細の軟ってのがあるから、それをさらに細くするってのはどう?」
「では、それでお願いします!」
ということで、ペン先はパイロットの細の軟。
実際に私が書いてみて、どの程度細くするのか決めるため、現状はまだ研いでもらっていません。
というわけで、再度送り、彫などを入れてもらい、次回送られてきた時が完成となります。
届きましたら、また記事を書く予定です。
それではまた次回!
コメントをお書きください