紙を考える(詳しくは「続きを読む」をクリック)

いくらペンが優れていても、凸凹した土台の上ではその本領をみることは出来ないだろう。

 

ついつい、筆記具の方にばかり目が向きがちだが、筆記される側の紙の方にも目を向けることは重要かもしれない。

 

というわけで今回は、紙について書いていこうかと思います。

 

今回、取り上げるのはこちら。

左から、

・マルマン 『ニーシモネ』         A5 無地(70枚) 560円

・アピカ 『Premium C.D.NOTEBOOK』  A5   無地(96枚) 945円

・ライフ 『ノーブルノート』        A5 無地(100枚) 840円

・大和出版印刷 『リスシオ・ワン』     A5 無地(100枚) 735円

 

※「リスシオ・ワン」は、ノートタイプもありますが、ここで紹介するのはノートではなくリスシオ用紙です。表紙があったのですが、用紙と間違って捨ててしまいました。申し訳ありません汗

 

 

書き心地うんぬんは最後にまとめて紹介するとして、大まかな紹介をしていきます。

 

というわけで、まずは、マルマン 『ニーシモネ』です。

カッコイイデザインです。

TITLE/NOと書いてあるところの上に点線が走っていますが、キリトリ線となっています。

 

端の処理がしやすいので、こういうのはありがたいですね。

 

 

 

お次は、アピカ 『Premium C.D.NOTEBOOK』です。

このノートの綴じ方ですが、小さい束を複数重ね合わせてあります。

 

このおかげで、どこのページを開いてもフラットになりやすいのです。

 

このような具合です。

 

 

 

お次は、ライフ 『ノーブルノート』です。

真ん中下あたりに、インクのかすれがありますが、これはデザインではありません汗

これも、C.D.ノートほどではありませんが、一束を重ねるように綴じられています。

これも開きやすいです。

 

 

 

最後は、大和出版印刷 『リスシオ・ワン』です。

なんでも、万年筆のために造られた紙なのだそうです。

 

いや、もう表紙が無くて本当に申し訳ありません泣

 

最後にリンク先を張りますので、そちらの方を覗いていただければと思います汗

 

 

 

 

 

さてさて。

 

気になる書き心地です。

 

実験として、Bの鉛筆で筆圧を一定にし、縦線と横線を掛け合わせてみました。

 

以下の画像をご覧ください。

ニーシモネは、紙質的にはツルツルしている感じです。この画像を基準にします。

 

C.D.ノートはツルツルの極み。この画像を見ても、ツルツルしてそうな感じが伝わるかと思います。

 

 

ライフのノートは、前の二つに比べて、表面がザラついているのがわかるかと思います。

 

鉛筆の濃さがしっかり出ています。

 

 

リスシオ・ワンは、ザラついているのですが、しっとり感のあるザラつきです。

 

ライフとニーシモネの間と言ったところでしょうか。

 

 

 

 

以上、色々とみてきたわけですが、結局何がいいのかと言うと難しいところです。

 

例えば、万年筆を主に使うとした場合、「私」ならC.D.ノートが一番良かったです。

しかし、描き手によっては、引っ掛かりが欲しい人もいるかもしれませんので、これまた一概にオススメというわけにはいきません。

主に万年筆を使う方で、ツルツル滑るように書きたいという人には、オススメです!

 

鉛筆はというと、ツルツルした紙だと逆に書きづらい。(ポスターの裏に書いているようなイメージ)

鉛筆本来の濃淡がだしづらいので、多少ザラついている方が、私的には好みです。

というわけで、鉛筆で書くならライフがいいかもしれません。

 

 

自分の使う筆記用具と相談しながら、自分に合った紙を探してくださいませ。

 

 

 

 

と、いうわけでいろいろ書いてきましたが・・・本音を言っちゃいますと、、、

 

これらノートは、ページ数も少ない上に高価です。

 

貧乏性の私は、使うのに身構えてメモ帳感覚で書けなくなってしまい、なんやかんやで気軽な100均のメモ帳に戻ってしまうという何とも本末転倒な有様です泣

 

 

私のことはさて置き、

 

最後に、興味を持たれた方のために今回ご紹介したもののamazonのリンクを張っておきます。

※リスシオ・ワンはamazonではダイアリーしか取り扱っていないようですので、ペンハウスさんのリンクを張っておきます。(http://www.pen-house.net/detail/detail14119_088.html)

 

 

 

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