4日から6日にかけて屋久島旅行に行ってきました。
旅行の1週間くらい前か。
友達が「屋久島行こう」と誘ってくれた。
僕は、以前から屋久島には行きたくて、ことあるごとに周りの人たちに言っていた。
また最近登山しているのもあって「できれば今年の夏には行こう」とひそかに思っていたのだが、行動力のない僕に、この誘いはうれしいものだった。
「できるだけ節約しよう」とツアーではなく、自分たちで安い交通機関、宿、レンタカーを調べては電話を繰り返す。
GWということもあって宿の予約は大変だったが、なんとか素泊まり2千円の宿を押さえることができた。
旅のメインは、二日目(5日)の白谷雲水峡と縄文杉を一日で巡る欲張りコース。
白谷雲水峡は太鼓岩・原生林往復コースは約5時間、縄文杉往復コースは約10時間と言われている。
ツアーの内容を見てもこれを一日で巡るコースはない。
数字を見ればわかるだろうが、これを一日で巡るというのだから、非常にハードなものなのだ。
不安だったので、旅の2日前には800m程の山にも登ったりした。
一日目(4日)は島に着いたのが15時頃。
その日はレンタカーで島を一周して、明日に備えて早めの就寝。
二日目(5日)は3:00頃、起床。
登山を開始したのが4:30頃、真っ暗の森の中、ライトを頼りに歩き始める。
入念に行くコースを調べていたので、そんなに迷うことはなく順調に、というよりだいぶ速いペースで進んだ。
登山道は、江戸時代の人たちが花崗岩を並べて作った歩道もありますが、写真のように木の根がうじゃうじゃ躍り出ているところもあります。
6:20頃、太鼓岩での一枚。
あいにくの天候で、大パノラマは見れませんでした。。。
しかし見方によっては、この”見えないパノラマ”もまた珍しいはずだ!
ほとんどの人が、見えるときに照準を合わせてくるだろう。
"見えないパノラマ"だって想像の余地があって面白い。
などと、屁理屈を言っては自分を慰めます笑
縄文杉に到着したのが10:30頃。
樹高が25.3mらしいので、この写真で人を入れるとしたら、木の右側のアウトライン、根元からちょっと上のくびれてるところ付近までだと思われます。
樹齢については諸説ありますが、最低でも約2千年、最高で約7千年と言われています。
樹木の中心部が腐っていることから、正確に図ることはほぼ不可能らしいです。
屋久島の杉は、土壌が花崗岩の上に薄くあるだけに、成長するのに時間がかかるそうです。
そのため、年輪の幅が狭く、丈夫で長生きする杉になるのだそうです。
ちなみに、一般の杉の樹齢は長くて5百年だといわれています。
復路は、白谷雲水峡のところを原生林コースを通るようにしたのと、写真を大量に撮りながら帰ってきたので時間は結構かかったが、17時前には全行程を終えることができた。
そのあとは、温泉で体をマッサージして、民宿に行き就寝。
三日目(6日)もレンタカーで島一周。
一日目に行けなかった場所などを巡り、家に帰りついたのが24時頃。
天気は滞在した三日間、全部雨が降った。特に登山時の雨は体温が奪われてきつかったが、雨露を身にまとった植物はとてもきれいだった。
また、前の記事で書いたコンデジのGR3ですが、これが素晴らしい描写で買って正解でした。
夜が明ける時間帯、雨天など前に使っていたカメラでは暗くて撮れなかったシーンが、GR3なら撮れる!!
ただ、雨天だったのでレンズがくもって途中、撮影できなかったのが残念でした。
特にトラブルに巻き込まれることも無く、計画通りに事を運べたので、いい旅になりました。
7日は釣りの誘いを受けていて、旅行の疲れを癒す時間もなく、朝4時出発。
貸しボートに乗っての釣りは、眺めも素晴らしかったんですが、疲れがピークに達してクラクラしてしまいました。
サカナワツレズ。。。
おわり
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